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倉庫会社がお客様の利益向上に協力できる簡単な方法
 
 
阪南倉庫株式会社 専務取締役 堀畑浩重

阪南倉庫株式会社社長 堀畑浩重
お客様にとって、物流を外部委託している場合、自社の物流センターや棚、パレット、システムなどの物流関連資産を所有していなければ、、物流コストの削減は、委託業者への支払物流費の削減ということになります。料率を安く変更してもらったり、在庫を長く置かないようにして保管料の支払いを削減したりなど、実際のコスト削減策はシンプルなものになります。ただ、ほとんどにおいて、お客様はその物流関連の資産を所有していることが多く、その分のコストが見えないコストとして物流費に影響してきます。
 
物量に合わない規模の、出入り口が狭すぎる自社物流センター、多品種少量の規格変更に合っていないサイズの棚やパレット、納品先のシステム進化に対応しづらい自社物流システムなど。それらの制約条件が原因で、スペースのコスト、人件費、システム費用などが多額になり、全体的な物流コストを引き上げてしまっていることが多いのです。
 
阪南倉庫株式会社では、このようなコストアップの原因となる物流資産の有効活用を実現するために、複数の得意先様に対応できる多品種少量で当日出荷対応が可能な自社倉庫にて、人員を適材適所に割り振りながら、自社開発の倉庫管理システム(WMS)を使っての外部委託を条件に業務を請け負っています。つまり、倉庫や人、システムでは競争力の高いサービスを提供できているのですが、保管効率向上に大きく関係する逆ネステナーや棚やパレットなどのマテハンについては、得意先ごとの細かい要望に応えられず、合理化できていませんでした。
 
そこで、特に 逆ネステナー、パレット、台車などのマテハン機器の資産有効活用の為に、キャリアバンクという別会社を設立。キャリアバンクがお客様の用途に合っていない逆ネステナー、パレット、棚などのマテハン機器を買い取ったり、現状に適したマテハン機器を新たに企画提案したりすることにより、物流機器の資産の有効活用が可能となるわけです。実際に阪南倉庫会社で使用していた逆ネステナーやパレットなどは、今まで同じサイズを大量発注、低コストで購入するために、お客様の商品保管にジャストフィットしていませんでしたが、キャリアバンク協力の元、お客様の商品保管にピッタリの逆ネステナーやパレットに見直すことにより、スペース利用率の20%以上向上し、また作業性もアップしました。これにより、一般的な倉庫請求科目である保管料、荷役料、流通加工料すべてにおいて、非常に競争力のある価格を提示することが可能となり、結果お客様の利益に貢献できる体制を整えることができています。
 
このように、倉庫会社がお客様の利益向上に協力できる簡単な方法は、まずは、お客様の物流資産の分析、ここに着目し、その上で物流会社がその資産を有効的にうまく運用することにより、簡単で効果的にお客様の利益向上に協力できるというわけです。皆様も、当社と一緒に物流資産の有効活用検討しませんか?
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キャリアバンク逆ネステナー

 
 
 
 
 

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