倉庫業青年経営者協議会
常任幹事会・第159回熊本全体会
日程:2023年1月19日(木)
場所:芝パークホテル(東京)
2023(令和5)年1月19日(木)、芝パークホテル(東京)にて倉庫業青年経営者協議会 常任幹事会が開催された。また、6月に控えた「倉青協50周年記念式典」に向け、グループディスカッションも行われた。講演会は高橋孝一様(SONPOリスクマネジメント)を講師に迎え、事業継続力強化計画について学んだ。懇親会にはOBも参加し、新年にふさわしい盛況な会となった。

1.常任幹事会
2.分科会
3.講演会
「経営とBCP及び事業継続力強化計画」について
SOMPOリスクマネジメント株式会社 エグゼクティブコンサルタント 高橋 孝一 様
4.懇親会
1.常任幹事会
13時00分から別館「ローズⅡ」にて常任幹事会が開催された。司会は福田洋運営委員長(岱明運輸株式会社)。常任幹事32名が出席。

開会ごあいさつ
千代田 智光 副会長(武蔵野物流株式会社)

2023年になり、3年経ってこうして皆さんと顔を合わせて集まれるようになりました。野口会長の時は、「失われた2年」と私が勝手に言っているのですが、なかなか直接お目にかかる機会がなかったわけです。そうした中、ようやくこうやって交流できる年のスタートですので、昔以上に皆様と交流を深めていけたらと思います。それでは常任幹事会を開催します。
会長ごあいさつ
富永 太郎 倉青協会長(福岡倉庫株式会社)

新年おめでとうございます。今、多種多様な業種とお付き合いさせていただいていますが、幅広な業種で物流のスペースを広げたいというお話をいただく印象があり、楽しみな2023年だと思っております。
当社は12月に新倉庫を竣工しました。一経営者としてワクワクする気持ちが湧いてきますし、それに向かって新しい営業の話をいろいろ仕込んでいる最中です。会員の皆様の倉庫を見せていただいたり、背景を聞かせていただいたりしたことが、自分の血となり肉となっている感覚を強く感じております。私の任期もあと半年ですが、多様な機会を皆様の協力のもとにつくり上げ、切磋琢磨する団体でありたいと思っています。また、来月は倉青協スキー部もございます。仕事を頑張ったうえで、プライベートな趣味も豊かになっていくといいなと思います。
ここ何回か申し上げていますが、第二次ベビーブーマーの僕らは、この会においても人数が多いので、ここから5年間で想像以上に急激に人数が減っていくことが確定しています。3月の全体会が埼玉でありますが、ぜひ皆さんのお知り合いにお声がけいただき、オブザーバーというかたちで気楽に参加いただければと思います。
この後の講演会も、小山君や森本君から別ルートで、大変面白いお話だと聞いていて、楽しみにしています。リアルに皆さまのビジネスに持ち帰っていただける内容だと思います。本日もしっかりと中身のある、そして楽しい時間をつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
各委員会報告
● 運営委員会報告
福田 洋 委員長(岱明運輸株式会社)

昨年の熊本大会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。おかげ様で熊本らしい大会を開催することができました。
<今後の予定>
▽第160回全体会(埼玉大会)
・開催日:2023(令和5)年3月2日(木)、3日(金)
・開催場所:川越プリンスホテル(埼玉県川越市)
・プログラム:「首都圏外郭放水路」見学会、常任幹事会、全体会、懇親会
▽第50総会・第161回全体会・50周年記念式典(東京)
・開催日:2023(令和5)年6月9日(金)
・開催場所:芝パークホテル(東京都港区)
会員交流委員会報告
社本 崇志 委員長(福玉精穀倉庫株式会社)

東海3県では、今年1年で倉庫用地が50万坪一気に増床されます。東海地方の会員一丸となってがんばってまいりますので、お仕事のご相談などありましたら、ぜひよろしくお願いします。
<活動報告>
・2022(令和4)年11月 仙台にて東日本ブロック懇親会を開催。東邦運輸倉庫様、協和運輸倉庫様の倉庫を見学。震災からの復興ということで、倉庫内設備などを細かく見学し、いつ来るかわからない南海トラフに向けての対応等、会員同士で話し合うことができて、大変有益な会だった。
<活動予定>
・2023(令和5)年4月27日、28日に、西日本ブロック懇親会を大阪にて開催予定。
会員交流委員会報告
佐藤 知也 担当副会長(田辺倉庫株式会社)

本日は湯川委員長が年1回の棚卸のため、私が代理で発表します。
<活動報告>
・毎週水曜日にオンラインミーティングを実施
<活動予定>
・第2回企業交流会
開催日:2023(令和5)年2月9日(木)、10日(金)
開催場所:和歌山
見学先:トーヨーカネツ和歌山工場、アドベンチャーワールド(バックオフィス)
人数:現在20名ほどが参加予定。参加枠に空きがあるのでぜひご参加ください。
・50周年誌作成ミーティング定期開催
・50周年誌掲載用アンケートの実施
・50周年記念行事の開催
広報委員会報告
淺野 順一 委員長(淺野運輸倉庫株式会社)

私事ですが、昨年11月末の株主総会でグループの代表に就任いたしました。多くの皆様からご祝福いただき、ありがとうございました。滋賀県も直近で10万坪くらいの物流不動産ができるということで、その波に負けないようがんばっていかなければいけないと思っています。
<活動報告>
・倉青協のリーフレットを現体制版にリニューアル
・倉青協HPに日本倉庫協会様HPとの相互バナーを設置
・2022(令和4)年12月13日 日本倉庫協会とのフリートーク形式の情報交換会(今後も定期開催を予定)
・物流ニッポン様にて、「50周年事業にむけ準備」と題して取材記事を掲載(2022年10月21日発行)
<活動予定>
・2023(令和5)年2月8日 自民党青年局・青冷協・倉青協の合同意見交換会を開催予定
連絡・報告事項
【ご就任】
2022 (令和 4 )年 11 月 淺野運輸倉庫株式会社 淺野 順一 様 代表取締役社長 ご就任
【褒章】
2022 (令和 4 )年 12 月 福玉精穀倉庫株式会社 社本 光永 様 黄綬褒章をご受章
【訃報】
2022 (令和 4 )年 10 月 30 日 生川倉庫株式会社 代表取締役会長 井上 忠利 様 ご逝去
監事講評
池田 雅一 監事(東京倉庫運輸株式会社)

久しぶりにまた皆さんと集まれることができました。インターネットでも会合はできるでしょうけれども、やはりフェースtoフェースが一番いいと思いますし、昔からそうだったわけで、このコロナで変わってしまうのはさびしい感じがします。こうやって皆さんとお会いできるのを非常にうれしく思っております。今日も盛りだくさんで楽しみです。懇親会までかっつりいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
野口 英徳 監事(野口倉庫株式会社)

昨日、埼玉大会の下見会を盛大にやらせていただきました。3月2日にやりますので、皆さん奮って参加してください。
今日は本当に2年前を見ているようです。私は「失われた2年」とは言いませんが、任期中は正直何も思い切りできなかったので、まだコロナは続いてはいますが、富永会長もそれを打破しようとたくさんのことにチャレンジしていますし、久しぶりに懇親会も2次会もあるということで、楽しみにしています。今日はしっかり勉強して、友好を深めてください。それが倉青協の一番いいところです。
・閉会宣言
森本 真弥 副会長(森本倉庫株式会社)

常任幹事会お疲れ様でした。私事ですが娘が10か月を迎えまして、かわいくてしょうがないです。僕が近づくと両手を上げて抱っこしろというので、早く家に帰りたいという人の気持ちがよくわかりました。今年の目標は家にちゃんと帰ることです。本日の講演会ですが、講師の方のお話を他で聴いて非常に面白く、倉青協でお話しいただけるようお願いしました。楽しみにしてください。
2.分科会
14時00分から15時15分まで、6月の倉青協50周年記念式典に向けての分科会を実施。一般会員11名も参加して、企業交流委員会、広報委員会は「50周年記念誌」について、運営委員会、会員交流委員会は「50周年式典」について、別館「ローズA」「アイビー」に分かれて、それぞれ進捗状況の報告と未定事項に関するグループディスカッションを行った。


3.講演会
テーマ:「経営と BCP 及び事業継続力強化計画」
講師: SOMPO リスクマネジメント株式会社
エグゼクティブコンサルタント 高橋 孝一様




15時30分から別館「ローズⅡ」にて、講演会が開催された。司会の小山嘉一郎副会長が「講師の高橋様には、埼玉県の倉庫協会の講演会でご講演いただいた際、これは倉青協の経営者の皆様にぜひ聞いてもらいたい話だとすぐお願いしたのですが、神戸の倉庫協会で講演を聴いた森本さんも同じ思いで高橋様にお声がけをしていたというほど、非常にためになるお話です」と紹介した。
講演では、高橋様が防災とBCPの違いやその必要性に触れた後、事業継続力強化計画の概要と認定のメリットを説明。さらに申請のポイントなどについても具体的なお話をしていただき、参加者は熱心にメモを取っていた。また、高橋様の講演の後、「倉庫業のリスクと損害保険について」と題し、天災からサイバー系まで、想定されるリスクや補償等について、損保ジャパンの佐和美咲様からお話があった。
4.懇親会
会場をザ・クラウン銀座(中央区銀座)に移し、18時00分から懇親会が開催された。今回、新たな試みとして、コロナ禍の間にご卒業となったOBにお声がけし、10名のOBが参加。OBの田中優一郎様が司会を担当するというサプライズで開会した。久しぶりの賑やかな宴席に、懐かしい顔ぶれが加わり、非常に盛り上がる懇親会となった。