倉庫業青年経営者協議会
常任幹事会・第144回全体会
日程:2017年10月19日(木)、20日(金)
場所:ザ・ホテル長崎(長崎市)
2017(平成29)年10月19日(木)、20日(金)、長崎県長崎市のザ・ホテル長崎にて倉青協常任幹事会、第144回全体会が開催された。池田雅一会長による新体制で初の地方大会は、会員空白県・未開催地で行いたいとの意向から、長崎での開催となった。見学会では長崎・出島を見学。また、6年ぶりに復活したエイジグループ分科会が行われた。
1.常任理事会
2.見学会(出島、後藤運輸様倉庫)
3.エイジグループ分科会
4.第144回全体会
会長あいさつ/来賓ごあいさつ/各委員会報告/連絡・報告事項
5.懇親会
1.常任幹事会
11時45分から、常任幹事会が開催され、常任幹事32名が出席。今回、飯塚佳津夫氏(昭和倉庫株式会社)、亀山泰満氏(中部日本倉庫株式会社)、佐藤知也氏(田辺倉庫株式会社)、箱守大輔氏(京葉流通倉庫株式会社)、淺野順一氏(淺野運輸倉庫株式会社)の5名が新常任幹事として参加し、一言ずつあいさつした。審議事項として、YWマークの登録更新(池田会長名義にて10年有効)が承認された。そのほか各委員会報告等については、全体会での報告のとおり。
2.見学会
12時30分にバス2台で出発し、日本の貿易発祥の地・出島を見学。出島復元整備室室長の案内で、出島を中心とした400年前の貿易の様子などを学んだ。その後、地元幹事の牧正康氏(後藤運輸株式会社)らに説明を受けながらバスで長崎港をまわり、車窓ごしに世界遺産の三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーンや、後藤運輸様の倉庫を見学した。
3.エイジグループ別分科会
ザ・ホテル長崎に戻り、15時00分からエイジグループ別分科会が開催された。年代による4つのグループに分かれ、とくに事前テーマは設定せず、それぞれに自由闊達な意見交換が行われた。
4.第144回全体会
16時30分から第144回全体会が開催された。会員57名が出席。
司会 高取亮太氏(高取ロジスティクス株式会社)
皆さん、長崎までようこそお越しくださいました。今日は57名の登録をいただいています。また来賓として、冷蔵倉庫業青年経営者協議会 阿部会長にもお越しいただいています。青冷協様とは太宰会長時代に交流が始まり、先日も青冷協様主催の勉強会にお邪魔してきました。じつは阿部会長の地元が長崎ということで、本日は無理を言って来ていただきました。
全体会を計画するにあたり、空白県かつ未開催地でやりたいと無謀なことを言いまして、副会長、委員長の皆さんにご支援いただきながら、今日この日を迎えることができました。長崎県初の会員となる後藤運輸の牧さんには、入会即地元代表幹事ということでしっかり参画していただき、本当にありがとうございます。
この全体会で、何かを持ち帰っていただければ、そして長崎をご堪能いただければと思います。また、6年ぶりにエイジグループ別分科会を復活させましたので、大いに交流していただき、会を盛り上げていただければと思います。2日間よろしくお願いいたします。
昨年夏に倉青協の皆さまと、十数年ぶりの交流会を実現することができました。そして今日、このようなところにお呼びいただき、皆さまとご縁ができて非常にありがたく思っております。
私は関西の生まれで、両親はサラリーマンでした。ゼネコンに勤めていた時、遠い親戚の仕事を引き継いでくれという話があり、半分拉致されるようにして長崎へ来ました。先代の創業者が亡くなって、私はすぐに一人で会社経営をしなければいけなくなり、拠りどころとして青冷協に“入隊”しました。
それぞれがオーナー経営者として自分の会社、自分の地元で命を削るようにして戦っている中、年に何回か集まって、ある時は武器の使い方や新しい法改正などをみんなで勉強し、ある時は敵と交渉する方法を討論し、知恵を出し合う。そこには戦場からいったん戻ってきて、お互いに無事でよかったと肩をたたき合う戦友のようなつながりがあると思います。会の規模は違いますが、倉青協も青冷協も共に戦う仲間として固い絆でつながれた間柄です。こういったご縁が来年も、再来年もずっと続いていけばいいと思います。
長崎は軍艦島、ハウステンボスなどいいところがたくさんあります。おいしいものも食べて、長崎を満喫してください。
親睦と勉強という理念を軸に2年間やっていきます。今までの運営委員会がすばらしく、それを超えるのは難しいと思いましたので、私たちは「ちょっとよかったよ」と言っていただけるような委員会を目指したいと思います。
<年間方針>
・総会後の全体会は講演会を開催
・地方大会は見学会、分科会を実施して、何かをもって帰っていただけるような運営にしたい
・地方大会の分科会は年齢ごとのエイジグループで開催
・地方大会は空白県かつ未開催の地で企画
<今後の予定>
・次回常任幹事会・特別講演会(東京)
開催日時:2018(平成30)年1月30日(火)
開催場所:芝パークホテル(東京)
*講演会は山形新幹線カリスマ車内販売員の方を予定
・第145回全体会(沖縄大会)
開催日時:2018(平成30)年3月8日(木)、9日(金)
開催場所:沖縄県那覇市
*沖縄ならではの大会として親睦をメインに企画
組織委員会は、イベントに参加いただいた方に、「だいぶよかったよ」と言っていただけるようにがんばります。
<開催報告>
・東京ブロック懇親会
開催日時:2017(平成29)年9月14日、15日
開催場所:国会議事堂、浅草ほか
テーマ:大人の社会科見学 ~2020年へ激変する東京~
参加人数:視察・勉強会20名 懇親会21名
<今後のスケジュール>
・中部西日本ブロック 2018年2月8日(木)、9日(金) 名古屋(高倉神社)
・東日本ブロック 2018年4月25日(木)、26日(金) 青森(弘前さくら祭りなど)
<会員人数>
2017(平成29)年6月 総会時 145名
2017(平成29)年10月 現在 150名
皆さんに堅いと言われますが、広報委員会は堅くいきたいと思います。広報委員会活動へのご参加、アンケートの回答など、2年間よろしくお願いいたします。
<広報委員会の方針>
会員の企業価値向上とIT活用によるネットワークの構築と理念の共有をしていく
<活動内容>
・倉青協内活動の積極的な発信
①池田会長スローガン「温故知新 ~50周年とその先の未来に向かって」を倉青協ホームページに掲載
・メディアとの連携
①物流ニッポン新聞社:8月に会員アンケートを実施
②物流産業新聞社:リレーインタビューに池田会長の記事掲載
③カーゴ・ジャパン:ホームページ充実化に向け、企業交流委員会などの行事を細かく掲載していく
・倉庫業関連団体、機関との連携と情報交換
①6月30日(金) 国土交通省とのミーティングおよび歴代会長との意見交換会開催
②9月15日(金) 冷蔵倉庫業青年経営者協議会主催の勉強会に出席
<今後の予定>
①11月7日(火) 全日本トラック協会青年部との意見交換会
テーマ「荷待ち時間への対応について(時間外削減)」
②11月13日(月) 広報委員会技術勉強会
連絡・報告事項
(詳細はホームページ新着情報をご覧ください)
【新入会員ご紹介とごあいさつ】
2017(平成29)/6/22 沖縄西濃運輸株式会社 具志 保崇 様 *ご欠席
紹介者 沖縄西濃運輸株式会社 松川 直哉 様
2017(平成29)/9/11 株式会社 トッキュウ 工藤 康洋 様 *ご欠席
紹介者 藤山倉庫株式会社 藤山 英治 様
2017(平成29)/7/4 不二倉庫株式会社 梶間 弘識 様
紹介者 新生倉庫運輸株式会社 河原 秀典 様
【ご就任のお知らせとごあいさつ】
2017(平成29)/3/16 第一倉庫冷蔵株式会社 有田 真治 様 代表取締役社長にご就任 *ご欠席
2017(平成29)/4/30 株式会社 五洋ロジテック 井上 明 様 代表取締役社長にご就任 *ご欠席
2017(平成29)/6/22 濃飛倉庫株式会社 尾関 圭司 様 代表取締役社長にご就任 *ご欠席
2017(平成29)/8 中央株式会社 齋藤 卓哉 様 代表取締役社長にご就任 *ご欠席
【防災無線ネットワーク関連】(太宰氏より報告)
6月の総会前の常任幹事会において、防災無線ネットワークを正式に倉青協の活動の一環としてご承認いただき、有志によってネットワークを立ち上げた。今現在27社、無線設置約80拠点のネットワークができている。
今回の全体会に先立ち、防災無線ネットワーク会議を開催し、「互助精神に基づき、被災倉庫会社が1日も早く事業を安定的に再開・継続できるよう、倉庫会社同士、誠心誠意、防災無線ネットワークを生かした迅速な支援を実施する」という理念を策定した。具体的には「遅延物資の補給」、「支援物資の物的支援」、「作業関係の人的支援」、「精神的な支援」を行っていく方針で進めている。今後も参加したい企業があれば防災無線ネットワークに参加いただき、非常時の災害に対する備えを進めていきたい。
もう一点、ある企業が内閣府と国交省、各スポンサーの協力を得て、災害支援物資を日常から備蓄する活動を開始する。防災無線ネットワークを生かしたかたちで災害支援物資の全国での保管という話もいただいているので、ご協力いただける方にはお声掛けしていく。
5.懇親会
17時45分から懇親会が開催された。司会は松山恵美氏(新日本物流株式会社)。新入会員で今大会地元幹事でもある牧正康氏(後藤運輸株式会社)が見事なピアノ演奏を披露し、いつもと一味違った優雅なひと時を楽しんだ。
晴天に恵まれた翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれ、観光組は軍艦島へ無事上陸を果たし、その後、天主堂、グラバー園などを散策した。
6.観光