倉庫業青年経営者協議会
常任幹事会・第41回総会・第131回全体会
日程:2013年6月11日(火)
場所:芝パークホテル(東京)
INDEX
1.常任幹事会
2.第41回総会
醍醐会長あいさつ/議案審議/曽根新会長あいさつ
3.第131回全体会
平成24年度事業報告/平成25年度事業計画/平成24年度卒業会員ご紹介/新入会員ご紹介/事務局交代
芝パークホテル別館「アイビー」にて、13時00分より常任幹事33名が出席して、常任幹事会が開催された。総会審議事項の報告ならびに各委員長より平成24年度委員会活動報告、新副会長より平成25年度活動計画報告等が行われた。醍醐体制で副会長を務めた鳥谷部眞実氏(株)ヤマウ鳥谷部臨港倉庫)と鈴木裕司氏(株)拓洋)があいさつをし、「組織委員会ではノルマが課せられ大変だったが150人体制を実現できた。記念冊子は皆さんの熱い思いをかたちにするために本腰を入れた」(鳥谷部氏)、「運営委員会では下見会に100%参加した。残り2年間、曽根会長のもとで倉青協を満喫したい」(鈴木氏)とこの2年間の思い出を語った。報告事項等の詳細については総会・全体会での報告のとおり。
会長あいさつ
会長 醍醐 正明
醍醐倉庫株式会社
2年前にこの場に立ち、「Action For Next Stage」というスローガンを掲げて、いろいろな企画を練った。その一つが、会員が減少傾向にある中、150人体制を目指そうというものだったが、本日現在153名という会員数になった。本当に皆さん、ありがとうございます。
この2年間、佐賀、神戸、札幌、仙台と東京以外で全4回全体会を開催した。回を追うごとにヒートアップして、下見会が2回、3回とどんどん増え、最後の仙台大会では私も4回下見会に参加し、先日反省会に参加して、全体会を入れると6回も仙台へ足を運んだ。
この2年では、会のサブスローガンとして「震災について考え、備え、被災会員企業を見守る」をテーマに、神戸で全体会を開き、最後には震災から2年経った仙台で開催したことが印象深い。被災された会員企業の倉庫や気仙沼、南三陸といった被災地を見学させていただき、まだまだ復興への道は険しいことを肌で感じた。
企業交流会も4回開催した。企業交流会はかなりバージョンアップしており、参加者の数も増え、内容が充実してきている。これも堀畑委員長はじめ企業交流委員会の皆様のおかげだ。IT委員会もFacebookを使って情報交換を密にした。40周年記念準備委員会は、本日の式典とともに、40周年記念冊子を発行した。これまで先輩方が培ってきた思いを後に伝えることを目的とし、倉青協がなぜ集まり、活動しているかについて、いろいろな側面から書かれているので、ぜひ熟読いただき、新入会員勧誘にもご活用いただければと思う。
震災について考え、備え、被災会員を見守ることの集大成として、5月27日から3日間かけて、福島、宮城、岩手の3県の被災会員企業10社を回り、各社の営業所内にこぶし、江戸彼岸、しだれ桜のいずれかを選んでいただいて植樹をした。記念行事としてそれぞれの会社の社員の方にもご参加いただいた。各社には震災直後にも人的支援等で伺っており、当時と比べると復旧はかなり進んでいるようだが、本当に震災前の状態に戻るまでには、まだまだ先が長いと改めて感じた。今回植えた木が数年先に花開いたときに、それぞれの皆さんが本当の意味での復興を果たしていることを祈念して植樹した。花が咲く頃には、私もまた東北の地を回りたい。
■議案審議 議長:醍醐会長
▼第1号議案 平成24年度事業報告および決算報告
▽事業報告
平成24年度のおもな活動は、以下のとおり。
1.平成23年度第2回企業交流会 平成24年 4月27日 69名 三重 生川倉庫㈱
2.第40回総会・第128回全体会 平成24年 6月 6日 75名 東京 ホテルJALシティ田町東京
3.平成24年度第1回企業交流会 平成24年 9月 7日 51名 滋賀 日に新た館㈱
4.第129回全体会(札幌大会) 平成24年10月18日 51名 北海道 京王プラザホテル札幌
5.常任幹事会 平成25年 1月29日 25名 東京 芝パークホテル
6.平成24年度第2回企業交流会 平成25年 2月15日 83名 神奈川 シーオス㈱川崎事業所
7.第130回全体会(仙台大会) 平成25年 3月21日 77名 宮城 ホテルモントレ仙台
▽決算報告
収入の部
・会員数増および全体会出席者増のため、年会費、全体会費が増えた。
・委員会費について、企業交流会は従来、会計に計上せず、企業交流委員がその場で徴収していたが、出席者数も増え企業交流委員の負担も大きいため、事務局側で引き取り、事前振込形式に改めたため、企業交流会3回分の特別会費が計上されている。
・別途積立金取崩について、40周年記念冊子を3月までに完成する予定で計上していたが、完成が5月にずれ込んだため、平成25年度の決算に回した。
▽支出の部
・全体会出席者数増のため、事業費が増加した。
・HP関連事業費について、HPをリニューアルするため予算を計上していたが、HPリニューアルは次期体制に延期し今期は支出なしとなった。
▽監査報告
「平成24年度決算について、疑う余地のない内容となっていますので、ご報告申し上げます」
会計監査報告 淺野監事
淺野監事
▼第2号議案 剰余金処分(案)
当期未処分剰余金4,365,545円の処分につき、別途積立金500,000円、ホームページリニューアル積立金300,000円、次期繰越剰余金3,565,545円とする。
▼第3号議案 特別会計承認の件
特別会計義援金
平成23年度の東日本大震災義援金について、5月27~29日に行った植樹が計上されている。植樹事業については私(醍醐会長)と東日本倉庫の馬場社長および社員1名の方に同行いただき車で移動した費用が入っている。なお10社訪問のうち9社には植樹を行ったが、二興倉庫様については植樹に代えて記念品を贈呈した。それら費用を差し引き、468,935円が特別会計義援金の繰越金となる。こちらは次期新体制の中で有効に使っていただきたい。
▼第4号議案 規約改正の件
改正点は以下の3点
①第四章 役員
副会長三名以内 →四名以内に改正
(会員数が2年前の102名から153名と5割増となり、執行部の負担も大きいため副会長を増員)
②第五章 会議
全体会及び常任幹事会は毎年各四回開催 → 全体会は毎年三回開催、常任幹事会は毎年四回開催 に改正(現状に合わせる)
③第六章 雑則
第十八条 OB会員(シニア会員)の参加に関する条項を削除
▼第5号議案 役員改選の件
2013年度倉青協役員および各委員会構成(案)
会 長 東京 ㈱ダイワコーポレーション
代表取締役社長 曽根 和光氏
副会長 運営 東京 共進倉庫㈱
代表取締役社長 田澤 正行氏
副会長 組織活性化 宮城 ㈱白石倉庫
代表取締役社長 太宰 榮一氏
副会長 IT 大阪 阪南倉庫㈱
専務取締役 堀畑 浩重氏
副会長 企業交流 静岡 ㈱富士ロジテック
代表取締役社長 鈴木 庸介氏
委員長 運営 埼玉 小山企業㈱
代表取締役 小山嘉一郎氏
委員長 IT 山梨 丸市倉庫㈱
専務取締役 堀内 信氏
委員長 組織活性化 東京 高取ロジスティクス㈱
取締役営業部長 高取 亮太氏
委員長 企業交流 東京 ㈱ウインローダー
代表取締役社長 髙嶋 民仁氏
ほか常任幹事31名
上記第1号、2号、3号、4号、5号議案に関し、満場一致で承認
新会長あいさつ
新会長 曽根 和光
株式会社ダイワコーポレーション
このたび、第20代会長を拝命した。私は醍醐さんのようなスーパーマンではないので、今回は副会長4名にサポートしていただき、さらに委員長、副委員長にも力のある方々をお迎えして、皆さんに頼って何とか2年間がんばっていきたい。醍醐さんとは16年前にツートップを組んで佐賀県でブイブイ言わせた記憶があり、それから16年間、醍醐先輩のもと、昼も夜も教育を受けてきた。
<2013年度~2015年度 基本方針>
新体制のスローガン
「NO 倉庫 NO LIFE!」 ~強い絆で明るい未来を拓こう~
倉青協会員には倉庫業以外にもいろいろな業種を兼業されている方もいらっしゃるが、やはり倉庫を一つの大事な事業として、倉庫業に対する感謝の気持ちをこの2年間、かたちに表しながら、サブタイトルどおり、強い絆で明るい未来を拓いていきたい。「互助・互恵」の精神こそ、この協議会のすばらしいところであり、仲良しクラブを拡大・発展し、この2年間、仕事につながるようなお土産もたくさんご用意できる会にしたいと考えている。
<活動内容>
下記の通り4つの委員会を設置し、積極的な活動を行う。
・運営委員会(田澤副会長担当)
・組織活性化委員会(太宰副会長担当)
・企業交流委員会(鈴木副会長担当)
・IT委員会(堀畑副会長担当)
副会長を4名にすることをご承認いただいたので、阪南倉庫の堀畑さんを4人目の副会長に任命し、これまで会長直轄だったIT委員会を担当していただく。
<会議予定>
①第41回総会・第131回全体会 2013年 6月 東京
②第132回全体会 2013年10月 静岡
③常任幹事会 2014年 2月 東京
④第133回全体会 2014年 3月 広島
⑤第42回総会・第134全体会 2014年 6月 東京
<各種団体との連携>
国土交通省、日本倉庫協会、日本倉庫経営者倶楽部等との連携を引き続き強化していく。
▼企業交流委員会 鈴木 庸介 副会長(株式会社富士ロジテック)
「親睦こそ最高の経営資源である」というテーマのもとに、勉強会を中心とした活動を行っていきたい。従来の見学会をテーマ別に2つに分け、参加目的を明確化する。
①新たなビジネスを模索する「微熱教室」 担当:高嶋委員
②現場力の伝承と向上「爆熱教室」 担当:谷川委員
*第1回企業交流会「微熱教室」 10月9日 ウインローダー様見学会(東京)
▼IT委員会 堀畑 浩重 副会長(阪南倉庫株式会社)
大竹前委員長から引き続き、盛りだくさんでいく。積極的に倉青協のよさを伝えていけるITにしていきたい。
①事務局作業の合理化
②継続性(HPコンテンツの棚卸)の確保
③活動の積極的な公開
④参加意義の検証
▼第132回全体会 静岡大会について 鈴木 庸介 副会長(株式会社富士ロジテック)
開催日時:平成25年10月10日(木)
開催場所:静岡県
予定では、昼頃に静岡駅もしくは駅至近ホテルに集合し、清水港物流施設を見学。その後、全体会、懇親会。10月9日に東京で企業交流会を行うので、ぜひまとめてご予定いただきたい。
平成24年度、25年度新入会員のご紹介(当日初参加者のみ)
五味 大和 様 新流通倉庫(株) (埼玉)
齊藤 卓哉 様 中央(株) (東京)
中川 雅照 様 (株)中川工業所 (兵庫)
金子 泰子 様 讃州倉庫(株) (香川)
矢部 達也 様 昭和倉庫(株) (東京)
塩田 充弘 様 ヨコウン(株) (秋田)
喜多村 祐輔 様 丸加海陸運輸(株) (広島)
和野 裕一 様 (株)大昇物流 (宮城)
森本 真弥 様 森本倉庫(株) (兵庫)
秋山 洋一郎 様 宏和運輸倉庫(株) (京都)
中村 俊介 様 (株)若狭物流 (福井)
平田 哲也 様 宝梱包(株) (京都)
淺野 順一 様 淺野運輸倉庫(株) (滋賀)
河原 秀典 様 新生倉庫運輸(株) (広島)
池田 太八 様 八光倉庫(株) (大阪)
佐藤 知也 様 田辺倉庫(株) (神奈川)
この2年間、会長、副会長、各委員長、常任幹事の皆さん、会員の皆さんに温かいご支援、ご協力をいただき、何とか事務局を務めることができた。最初は右も左もわからない状態で始めて、ようやくだいたいの流れがつかめてきたところで終わるので、ちょっと寂しい。今まで一度もこういう経験をしたことがなかったので、たいへん勉強になった。今回、事務局業をやり遂げたことは大きな財産であり、今後の営業活動はもちろん、転職してもある程度やっていけるのではという自信になった(笑)。それは冗談で、今回学んだことは醍醐倉庫の仕事で活かしていきたい。この会は結束が強く、ここにいるといつの間にか寄せつけられるような大きな魅力を感じた。こういった経験を自分の部下たちにもうまく伝えていければと思っている。皆様には引き続き、新しい次期事務局に温かいご支援とご協力をいただければと思う。本当に2年間、ありがとうございました。