倉庫業青年経営者協議会
常任幹事会・第125回全体会
日程:2011年6月8日(水)
場所:芝パークホテル(東京)
2011年6月8日(水)、芝パークホテルにて、倉庫業青年経営者協議会の常任幹事会、第39回総会ならびに第125回全体会が開催された。3月11日の東日本大震災以来、初の会合となり、倉青協の震災復旧支援の取り組みや、現地会員からの状況報告等が行われた。また、今回初の試みとして、総会前に「財務省関税局との意見交換会」が実施された。
第39回総会では、淺野会長の任期満了に伴い、醍醐新会長へとバトンが渡され、「Action for Next Stage」のスローガンのもと、新たな体制での倉青協の活動がスタートした。
INDEX
1.常任幹事会
2.財務省関税局との意見交換会
3.第39回総会・第125回全体会
4.懇親会
1.常任幹事会
芝パークホテル別館「ローズ」にて、13時30分より常任幹事会を開催。34名が出席。冒頭、東日本大震災で被害を受けた㈱白石倉庫の太宰榮一氏、センコン物流㈱の久保田賢二氏、協和運輸倉庫㈱の高橋大輔氏より、倉青協からの支援へ感謝の言葉が述べられた。また、山口倉庫㈱の山口広志氏から、「福島も深刻、複雑な状況にあり、これからが大変になる。風評被害から従業員の心のケアまで、経営者が考え、決断しなければいけないことは多い。こうした状況はいつ、どこで、誰にでも起こりうることを意識しておいていただきたい」と発言があった。これに対し、㈱富士ロジテックの鈴木庸介氏は「想定外のことが起きた時、どう腹を据えて対応できるか、今から考えていなければならない。山口さんのお話を聞き、忘れないことが大事だと気づかせていただいた」と述べ、神明倉庫㈱の藤尾憲弘氏は「自分たちも阪神大震災を経験し、大変な思いを抱えて今日まで来ている。過去の概念をすべて捨ててでも、経営者としては自分たちの力で何とか状況を切り拓かなければならない。今回被災された皆さんの力になれることがあれば、これからも最大限協力は惜しまない」と語った。
そのほか常任幹事会での各報告・決議事項については総会・全体会での報告のとおり。
常任幹事会後、総会に先立ち14時45分時より、財務省関税局業務課 認定事業者調査官 米山徹明氏を迎えて、意見交換会が行われた。まず、米山氏より最近の関税政策・税関行政についての概要説明があり、その後の質疑応答の時間では、AEOや国際物流における倉庫業の現状などについて、会員から多数の質問や意見が上がった。
米山氏は「国際物流をどう進めればいいか、関係業界各社と意見交換をして、行政に反映していきたい。とくに貨物を一番よく見ているのは倉庫業の皆様であり、今回のような意見交換の機会をぜひ今後も持ちながら、不正貨物の水際対策をはじめ、さまざまな面で関係を密にしていきたいと願っている」と述べた。
本日は71名の会員にご参加をいただき、ありがとうございます。今日で私は会長を交代することになります。もう会長と呼ばれなくなるのが、少しさびしい気もします。倉青協の会長は最高だというのが、私の最後の感想です。今日は家内から「かっこよく終わっておいでよ」というメールをもらいましたので、そのようにしたいと思います。
台風一過から始まった富山大会が、私の任期の最初でした。副会長、エイジグループの各委員長、そしてIT委員長には大変お世話になりました。私の仕事として、約15年ぶりにエイジグループ活動を復活しました。エイジグループは、倉青協の垣根をつくるものではなかったと信じています。同年代の中から、自分自身を見つめ直すことができ、倉青協としても再発見ができるものだと思います。
この2年間、私の在任中に17名の新社長が生まれたことは、大変よかったと思います。その代りに、本年は12名のご卒業があります。なんとか会員数が100名を切らずに来ていますので、これから再び会員の増強を図っていきたいと思っています。
最後にこの話に触れないわけにはいかないのですが、3月11日に東日本大震災があり、それに対し、倉青協として支援活動を展開してまいりました。これは倉青協の絆を改めて感じることでもあり、もう一度みんながつながった気がします。たまたまその時に会長を仰せつかっていただけですが、皆さんと一緒にこうして今日までこられたことを、本当に誇りに思います。太宰君、高橋君、久保田君の3人には、前向きに頑張って行こうとする姿に勇気をいただきました。また、一番大変だったのは事務局だったと思います。非常に優秀な事務局でした。お疲れ様でした。
次の会長として醍醐新会長に引き継げたことが、私のもう一つの幸せでもあります。これからの倉青協をよろしくお願い申し上げて、私の最後の晴々しいあいさつに代えさせていただきます。どうもありがとうございました。
■議案審議 議長:淺野会長
▼第1号議案 平成22年度事業報告および決算報告
▽事業報告
平成22年度のおもな活動は、以下のとおり。
全体会開催
6月9日 第38回総会、第122回全体会(東京・芝パークホテル)、75名参加
10月28日 第123回全体会(京都・全日空ホテル)、57名参加
1月25日 常任幹事会(東京・芝パークホテル)、22名参加
3月10日 第124回全体会(山口・下関グランドホテル)、54名参加
▽決算報告(説明:事務局)
収入の部の全体会費と支出の部の事業費について、各大会の会費が高い時は収入も増え、支出も増えている。また京都大会では、宿泊費関連で個人精算をお願いしていたが、ホテルとの連絡の行き違いがあり、会から宿泊費を払い、宿泊費を会員様にご請求したことで100万円近く予算額よりも決算額が大きくなっている。東日本大震災支援費について、皆様にご了解いただいた中で、一般会計から特別会計に50万円を拠出している。なお、雑損失の76,440円は、昨年まで資産として電話加入権があった。これはおそらく事務局専用の電話回線だと思われるが、現在、その電話加入権の所在が不明なため、今回の決算で処理をさせていただき、資産の科目から電話加入権をなくした。
監査報告
「平成22年度決算について、正確かつ適正に処理されていることを確認いたしましたのでご報告申し上げます」(会計監査報告 社本監事)
▼第2号議案 剰余金処分(案)
当期未処分剰余金2,807,884円のうち、別途積立金500,000円、ホームページリニューアル積立金300,000円の処理をしており、次期繰越剰余金を2,007,884円とする。義捐金500,000円の支出があったため、その分繰越金が減っている。
上記第1号議案、2号議案に関し、満場一致で承認。
▼第3号議案 特別会計承認の件
①東日本大震災にあたっての人的支援活動として、平成23年4月13日から5月25日までの期間を6クールに分け、会員企業か らの人的支援により、延べ241人の作業従事者を被災した会員企業へ派遣し支援活動を行った。
②特別会計として、義援金についての収支決算書を平成23年3月15日~同年6月8日の期間で作成した。収入としては、平成 22年度一般会計から500,000円拠出、また義援金については、平成22年度中2,040,000円、平成23年度に590,050円を いただいており、収入の部合計が3,130,050円なっている。支出の部は、救援物資輸送費488,250円、人的支援者傷害保 険料113,500円、人的支援者宿泊費(230泊分)2,276,300円。義援金の余剰額252,000円を被災3社へ贈呈して、特別会 計の繰越残金は0円とする。
3カ月弱にわたり、我々東北、とくに宮城の会員をご支援いただき本当にありがとうございました。OBの黒川先輩、気仙沼の臼井先輩も非常に感謝しておられ、ぜひ皆様によろしくお伝えくださいとのことでした。
3月11日に被災して、すぐにメールを寄せていただいたのが倉青協の仲間たちでした。津波の被害にも遭い、下を向いてしまう状況だったのですが、皆さんのご声援で上を向いて立ち向かう気持ちになることができました。初動の時には食べるものもなく、社員もただ会社に出てきているだけの状態でしたが、皆さんから送っていただいた支援物資を目にして社員たちも落ち着きを取り戻し、これからの活動に気持ちを切り替えてくれました。7運行も支援物資を送っていただき、勝手ではありますが私どもで、気仙沼や石巻にもお届けさせていただきました。みんな倉青協の活動に感謝しておりました。
その後も、延べ240名にわたる人的支援をいただき、今回はうちとセンコンさんに大勢の方に入っていただいたのですが、現場の作業員も非常に勇気づけられ、どうにか片付けをすることができました。来週からは、皆様のご支援に報いるためにも、気仙沼の臼井先輩の会社に、地元の私たちが応援に行きたいと思います。
それから、3人で話したのですが、今日いただいた義援金はありがたく受け取らせていただきますが、今後はもっと福島のほうが大変になってくるのだという実感もあり、今後は地元隣県の福島をもっと僕らが応援できるように、がんばっていくことを誓いまして御礼とさせていただきます。本当に今回はありがとうございました。
このたびはいろいろとご配慮、そしてご支援をいただき、本当にありがとうございました。とくに支援の方々が現地に来てくださったことに、当社の社員も大変驚き、感動しておりました。ちょうど2回目の地震でみんながだいぶ下を向きかけたところでしたが、おかげさまで一致団結できました。私も、「この役員はこんなにすばらしい仲間がいてすごいな」という目で見てもらえて、普段よりも少し早く世代交代が迎えられるのではないかと期待しています(笑)。そんなちゃかしたご挨拶で恐縮ですが、今後、復興に向けてがんばっていきたいと思っておりますので、温かく見守っていただければと思います。ありがとうございました。
▼第4号議案 役員改選の件
醍醐正明新会長をはじめとする2011年度役員構成および各種委員会構成について、満場一致で承認。
ただいま皆さんにご承認いただき、これから2年間、倉青協の会長職を拝命いたしました。これから2年間、会長を務めさせていただくにあたり、私もスローガンを掲げさせていただきます。「Action For Next Stage」ということで2年間やっていきたいと思います。
2年前ごろから景気が悪くなっていたのがようやく持ち直してきたかなという矢先に、3月11日に東日本大震災がありました。先ほどご報告がありましたが、宮城県だけでなく、多くの会員企業の皆様が被災されました。この場をお借りしてお悔やみとお見舞いを申し上げます。我々、経営者としては、こうした困難にきちんと立ち向かい、我々ができることをきちっとやって、これを乗り越えていかなくてはいけないと考えております。
また、倉青協については、淺野前会長からお話がありましたように、今回の総会で12名の方がご卒業されます。一時期120名前後いた会員が、100名ぎりぎりになってしまいました。会員の数が多ければいいわけではありませんが、全国ネットの会としてやっている以上、より広い地域の方、より多くの方と情報交換し、刺激を与え合うことが、「倉青協の知恵を活かす」ということにもつながると考えております。
こうした今の困難を乗り越えて、新しいステージに上がっていくために行動していこうということで、今回のスローガンを掲げました。
微力ですが、これから2年間、会員の皆さんが倉青協に参加してよかったと思える会、自分の会社に戻った時に何かを持ち帰って自分たちの会社に活力を与えられるような会にしたいと思っております。皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。簡単ですが、これをもって就任のごあいさつとさせていただきます。
▼第5号議案 平成23年度事業計画(案)および収支予算(案)
<倉青協基本方針>
・「Action For Next Stage」
東日本大震災で宮城の皆様に人的支援をさせていただいたが、福島原発問題も根深く、長期化する可能性も高いことで、福 島についても倉青協として何らかの対応を考え、行動を起こしていきたい。
<活動内容>
・エイジグループによる活動は中断し、全体会運営は運営委員会で行う。
・委員会活動を下記のとおり設置し、活動を行う。
運営委員会(鈴木副会長担当): 総会・全体会等の運営
企業交流委員会(曽根副会長担当): 年2回(2年間の任期中に計4回)実施予定
組織委員会(鳥谷部副会長担当): 会員増強および新入会員のフォロー
IT委員会: ホームページの会員企業情報等の整理、ソーシャルネットワークの活用の検討など
40周年記念準備委員会: 2013年6月の総会が、倉青協創立40年にあたるため、2年後の総会に向けて40周年記念式典と
記念誌の発行を進める。
*IT委員会、40周年記念準備委員会は会長直轄とする。
・次回会議予定
第126回全体会 2011年10月 佐賀県唐津で開催
・各種団体との連携
国土交通省: 「勉強と親睦」の理念のもと、積極的な情報交換を行う。
日本倉庫協会: 地方の倉庫協会を通じて、会員候補をご紹介いただく。
日本倉庫経営者倶楽部: 双方の会員増強で連携を図る。
<2011年度収支予算(案)>
・基本的には2010年度の収支予算(案)を踏襲。
相違点として、収入の部の年会費が、昨年度予算は4,400,000円だったが、4,080,000円となっている。これは会員数現象 のため。支出の部では、エイジグループ各委員会支援費が2010年度は800,000円のところ、今年度は各種委員会支援とい うことで500,000円を計上。内訳は企業交流会支援費と新入会員歓迎費を予定。
上記事業計画案、収支予算案を満場一致で承認。第39回総会閉会。
■第125回全体会
●来賓ご紹介
谷山 將 様 社団法人日本倉庫協会 会長
金井 昭彦 様 国土交通省政策統括官付参事官(物流施設)
林 広之 様 国土交通省政策統括官付参事官(物流施設)総合物流施設企画官
淺野前会長、そして前副会長の皆様、大変御苦労さまでした。醍醐新会長、新副会長の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
日本倉庫協会は、日ごろから倉青協の方々にとてもお世話になっており、この場で感謝申し上げます。鈴木さんには今年の国際総連に参加いただき、日本倉庫協会を代表していろいろ話していただきます。社本さんにも幹事をやっていただきます。それだけではなく、日本倉庫協会の活動の中で、教育研修委員会というのがあり、中小企業セミナーを開催しているのですが、パネルディスカッションをやると、いつもそこに出てくるパネラーは倉青協のメンバーかOBなのです。倉庫業界の中で、新しいことにチャレンジして成功した事例を紹介することが多いわけで、そこに倉青協のメンバーが非常に多いことが印象に残っています。
おそらく皆さんは、経営者として個人的に悩みを抱えて、本当の壁にぶつかって自分の力で打ち破ってきたからこそ、今の姿があるのだと思います。そうして自分が壁を破っていく時に、この場でともに勉強し、ともにお酒を飲みながら、人間同士として付き合ってきたことが、お互いのプラスになり参考になる。倉青協とは、そういう集まりなのではないかという気がします。そういう意味で、非常にうらやましい会合だと思います。今日はお招きいただきありがとうございます。
本日はこのようなお席にお招きありがとうございます。
私は2週間ほど前に着任して、まだいろいろと状況を把握しているところです。以前、複合貨物課でフォワーダー関係の仕事をやったことがありますが、その後、しばらく物流から離れておりました。ただ、物流効率化法ができた時には、税制担当をしていた経験もございます。皆様もまさに若いリーダーとして倉庫業界を引っ張っていらっしゃるということで、私もこの会でいろいろ皆さんと議論できることを楽しみにしております。
3月11日の大震災では、被災された会員様もいらっしゃると思いますが、その中でも、倉庫の保管機能という大事な部分で、多大なるご協力をいただいたと聞いております。改めて感謝申し上げます。緊急物資輸送について、あるいは今後の災害に強い物流について、今、国土交通省でも第二次補正に向けて真剣に議論しているところです。
緊急物資輸送については、いろいろな課題が浮き彫りになってきています。自治体と国と事業者の皆さんが議論をして、協力できる部分は協力していただき、社会的役割を果たしていただきながら、経営上は事業としてプラスになるよう考えていかなければいけないと思います。生活物資、産業物資を含めてきちんと回していくために、物流としてどういう対応があるのか、国土交通省としても大きな問題意識を持って、しっかりとそのあたりを構築していきたいと思います。
これからの経済状況は厳しく、電力の問題が一番大きいと思います。夏の電力需要削減については、低温倉庫、冷蔵倉庫等については、重要性と電力消費の面で5%に緩和されましたが、節電へのご協力をお願いいたします。
これまで物流は効率化、環境などいろいろな課題に答えてきましたが、災害という新たな課題を含め、経済社会の基盤を支える重要な事業であることが、世の中でも再認識されたと思います。今後、どのようにその役割を果たしていくかという観点から、皆様と議論を重ねていきたいと思います。最後に皆様のますますのご発展を祈念して私のあいさつとさせていただきます。
・掲示板復活と活性化。
・撮影班体制の拡充。
・エイジグループ活動報告のホームページへの掲載。
・会長年頭あいさつの掲載。
・「友達の輪」更新
●平成23年度新委員会事業計画
<運営委員会>
①参加意義のある全体会を行う。
②若手会員の参加しやすい環境を整える。
③運営方法を見直し、スムーズな運営を目指す。
<企業交流委員会>
①倉庫現場見学や事例研究など他社の現場を中心に活動(年2回、2年間で計4回の活動を予定)。
②企業情報なども含めた情報交換の場づくり
③人的ネットワークの拡張
④社員の参加しやすい環境整備
⑤東北地方での大震災で被害を受けられた会員企業との積極的な連携
<組織委員会>
①会員数の増強
②新入会員入会後のフォロー
③増強重点地区(九州、四国、中国地方)
<IT委員会>
①会員情報の整理。
②SNSを利用した会員相互コミュニケーションの活性化。
③創立40周年に合わせたホームページリニューアル。
<第126回全体会佐賀大会>
次回全体会は佐賀県唐津で開催。10月13日。
<40周年記念準備委員会>
40周年記念式典および記念冊子の作成を予定。
記念誌の中身について、アドバイスならびに寄稿等を募集するのでご協力をお願いしたい。
●卒業会員のご紹介
福玉精穀倉庫(株) 社本 光永 様
三油倉庫(株) 井本 浩二 様
(株)ダイヤサービス 荒谷 美裕紀 様
(株)博運社 真鍋 和弘 様
太成倉庫(株) 鈴木 篤 様
沼津通運倉庫(株) 永倉 聡 様
四国運輸(株) 小川 雅弘 様
草津倉庫(株) 平井 勉 様
小林運送(株) 小林 裕 様
(株)ニッパック物流 森 亮介 様
東京国際埠頭(株) 森 達郎 様
札幌三信倉庫(株) 小野 博 様
●平成23年度新入会員のご紹介
三工興産(株) 石山 幸一 様
(株)サンリツ 三浦 康英 様
(株)ニッパックインターナショナル 森 薫 様
2年間、いろいろとありがとうございました。事務局としては、たいして仕事もしておりません。事務的な面は何から何まで重森正事務局に担当していただき、私は地方大会のツアーコンダクターなど、仮面事務局として最初から最後まで皆様とご一緒させていただいた次第です。最後の山口大会の2日目に東日本大震災が起き、本当に全国の倉青協の強いつながりを感じました。また、そういう関係でいろいろな人と出会い、いろいろなことを教えていただきまして、この2年間で成長できたかなと思っています。
しばらくは会長が監事として2年間、会に残って幅をきかせていますので、私のほうは2年後にまた正会員として皆様にお世話になると思います。よろしくお願いいたします。最後になりますが、この2年間、会長そして事務局という「ダブル淺野体制」を温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。
▼新着情報
2011年4月1日
三信倉庫㈱ 大竹 英明 様 代表取締役社長ご就任おめでとうございます。
2011年4月5日
大沢運送㈱ 大澤 隆 様 ご結婚おめでとうございます。
2011年4月20日
沼尻産業㈱ 沼尻 年正 様 代表取締役社長ご就任おめでとうございます。
経営者倶楽部は倉青協から悪いイメージを持たれていて、長く若い方が入らなかった経緯がありますが、ここ2,3年、森本さんや樋口さんが入られて、イメージも少し変わってきました。
経営者倶楽部は、新春懇談会、総会は東京で、後の2回は地方開催をしています。地方開催は、夫婦参加が原則です。先輩方に聞きますと、地方大会は奥様に対する罪滅ぼしの会で、それで奥様を必ず同伴するということです。東京での会は、講師をお招きして講演していただくようにしています。以前の経営者倶楽部とは違うとご認識いただき、今日ご卒業の皆様で、今まで奥様に悪いことをしていた人は、必ず入会してください。
●新体制役員の紹介
私は平成元年に入会し、22年間倉青協でお世話になりました。その時は小泉さんのお父さんが会長で、小樽倉庫の山本さんのお父さんに代わった時でした。
私は34年生まれですが、監事というお役目で1年留年して、余分に倉青協を楽しませていただきました。本当にいろんなところへ行かせていただて、会議は何も覚えていないのですが、あそこで何を食べたとか、本当にいろんなかたちで皆様と交流を深められたことが財産だと思います。倉青協が終わっても、多くの方は日倉協をはじめ、いろいろなかたちでお目にかかると思いますので、よろしくお願いします。
息子が今、大学4年生なので、10年以内には倉青協にお世話になると思います。その時は、いじめないようにお願いします。
平成16年に堀畑さんの紹介で入会させていただき、7年経ちました。倉青協に入ってまずびっくりしたのは、他の会ではたいがい女性の年齢は隠しているものですが、ここではいきなり年がばれてしまうことでした(笑)。倉青協に入って、最初に東北みちのくツアーで太宰さんと鳥谷部さんと三浦さんにお世話になり、みんなでラッセッラーと跳ねて距離が縮まって、今は皆さんといろいろ交流させていただいて、本当にありがたく思っております。卒業しましても、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
私は鴨鈴女という名前で演劇活動もしていますので、もし機会があったら公演も観に来ていただけたらありがたいと思います。
皆さんには大変お世話になり、感謝の言葉以外ございません。私の親父も27年前に倉青協を卒業し、親子2代で倉青協をエンジョイさせていただきました。社本さんのところも10年後くらいにご子息が入られるということですが、うちもできれば10年後くらいに入れるように教育したいと思います。その時はどうぞよろしく、いじめないで歓迎していただきたいと思います。
この倉青協では我がまま言いっぱなししか記憶がありませんが、最後の我がままを聞いていただきたいと思います。太宰さん、久保田君、高橋さん、山口さん、馬場さん、東北のメンバーは前に来てください。この5人に、エールを切りたいと思います。それを最後の我がままにさせてください。「私たちは負けません! ガンバロウ、ガンバロウ、ガンバロウ!」