活動報告


倉庫業青年経営者協議会

常任幹事会・第126回全体会
日程:2011年10月13日(水)
場所:唐津シーサイドホテル(佐賀県唐津市)

2011年10月13日(木)、唐津シーサイドホテル(佐賀県)において、倉庫業青年経営者協議会の各委員会・常任幹事会、倉庫見学会、第126回全体会が開催された。醍醐新会長体制による初の地方全体会となる今大会では、2年間の活動方針として「東日本大震災について考え、備え、被災した方を応援する」というテーマが提示され、今後の活動予定等について各委員会を中心に報告がなされた。
INDEX
1.各委員会・常任幹事会
2.ブルーム様・松浦通運様倉庫見学会
3.第126回全体会
会長あいさつ/来賓ごあいさつ/運営委員会報告/企業交流委員会報告/IT委員会報告/組織委員会報告/
40周年記念準備委員会報告/山口倉庫㈱・東日本倉庫㈱、郡山市内の避難所・仮設住宅視察報告/
福島人的支援についての報告/連絡事項
4.懇親会

1.各委員会・常任幹事会


午前12時より、唐津シーサイドホテルにおいて5つの委員会(運営、組織、IT、企業交流、40周年記念準備委員会)および常任幹事会が行われ、幹事26名が参加した。常任幹事会では、2年間の活動テーマとして、「東日本大震災について考え、備え、被災した方を応援する」ことを掲げ、それにともない醍醐会長より、東北被災地域の会員の会費を2年間免除したい旨、提案がなされた。また、被災会員を見守り続けるため、ホームページの会員ページに復旧活動状況などを知らせるページを新設すること等について話し合った。

2.倉庫見学会





13:30よりバス2台に分乗して移動し、馬渡康士氏のご案内により、㈱ブルーム様、松浦通運㈱様倉庫見学を実施。ブルーム様は海外の化粧品等の輸入代行、成分分析を行っており、隣接する松浦通運様の倉庫では、それらの商品の通関から加工、保管、配送までを請け負っている。精密な分析装置や整然とした輸入化粧品のラベル貼り作業など、普段は目にすることのできない貴重な現場をのぞかせていただき、有意義な見学会となった。

3.第126回全体会


司会・小田 博之氏
丸山物流株式会社




16時30分より「虹の間」にて、第126回全体会が行われた。九州運輸局佐賀運輸支局支局長 保利昌宏様、社団法人佐賀県トラック協会会長 松浦通運㈱代表取締役社長 馬渡雅敏様を来賓に迎え、倉青協会員49名が参加した。

会長あいさつ

醍醐 正明氏
醍醐倉庫株式会社

今回14年ぶりに、佐賀県唐津にて全体会を開催しました。6月の総会で会長職を拝命してから、7月に福島視察、8月に福島の人的支援、企業交流会、9月に各委員会の打ち合わせ等、“毎月倉青協”状態ですが、この唐津大会が新体制の第1回目の全体会ですので、皆様のためになる中身の濃い全体会になるよう、がんばってまいります。




先ほど、馬渡先輩の松浦通運様の会社を見学させていただきました。ブルーム様との太いパイプによる業務提携により、自社で営業しなくてもお客さまがどんどん来るシステムを組まれていてすばらしいと思いました。全国の倉青協メンバーの倉庫を見学するたび、皆さん自社の特色を活かしながら工夫されていると感じます。各社のありのままを見学させていただけるのも倉青協のいいところです。ぜひ皆様の会社に何か一つでもお持ち帰りいただければと思います。
東日本大震災後に会長になったこともあり、これからの2年間は、震災について考え、備え、そして被災された方々を応援していくことをテーマにしたいと思います。そこで来年の3月は、阪神淡路大震災から16年経った神戸で全体会を行い、神戸がどのように復興を成し遂げてきたかを勉強したいと思います。そして再来年の3月は、東日本大震災からちょうど2年経った仙台で、全体会を開催します。白石倉庫の太宰さんからも、1年半後の完全復興に向けてがんばるので、たくさんの方にお越しいただきたいというメッセージをいただきました。
最後に、今回地元幹事を快くお引き受けいただいた馬渡さん、そして14年前同様、全面的なご支援をいただいた馬渡先輩、本当にありがとうございます。また、運営委員会の皆様もお疲れ様でした。2日間、よろしくお願いたいします。

ご来賓紹介とごあいさつ

九州運輸局佐賀運輸支局
支局長 保利 昌宏様




本日は第126回全体会にお招きいただき、ありがとうございます。全国各地から多数の方々に佐賀県にお越しいただきうれしく思います。佐賀県には、太古へのロマンをはせる遺跡や、日本で初めての焼き物があります。ゆっくりとくつろげる温泉等、豊かな観光資源もあります。このホテルも日本三大松原の一つ、虹の松原の中にあり、すばらしいロケーションです。来月2日からは大きな曳山が町内を練り歩く伝統の祭り「唐津くんち」も開催されますので、ぜひお出かけください。
さて、依然として厳しい我が国の経済状況ですが、倉庫業は国民生活と経済活動の安定とって非常に重要な事業です。今回の震災では、物資の輸送、保管といった物流の役割が、産業活動や我々の生活そのものを支える役割を果たしており、今や物流は我々の生活に不可欠であることを改めて認識させられました。倉庫業青年経営者協議会におかれては、日々さまざまな活動や情報交換を行っており、今回の震災においては被災された会員事業者への人的支援を行われたと聞いております。今後とも、これまでに築き上げてこられた豊かな経験や知識を活かした創意工夫により、ぜひこの難局を乗り切っていただき、日本経済の復興にご尽力いただきたいと思っております。
最後になりますが、倉庫業青年経営者協議会の今後ますますのご発展と、本日ご列席の会員の皆様のご繁栄とご健勝を祈念申し上げてごあいさつに代えさえていただきます。

企業交流委員会報告

社団法人佐賀県トラック協会 会長 
松浦通運株式会社
代表取締役社長 松浦 雅敏様

今回の震災が起きたとき、まず倉青協の東北の仲間たちの顔が浮かび心配しました。メンバーの方から、みんななんとか頑張っていると聞き安心しました。こういうときこそ倉青協のような絆を大事にしていただければと思います。佐賀からもすぐに支援物資を送り、唐津市に備蓄してあるマスクや防護服もわが社の車で福島へ運びました。行ってきた運転手の話を聞いても、大変な災害だったことがわかります。




先ほどは、ブルーム様と我々の倉庫を見学していただき、ありがとうございました。荷主様とほとんど直結で、確かに営業をしなくても入ってくるのはうれしい半面、入ってきたものは必ずやらなければいけないという側面もあり、そういう意味でうちの馬渡康士課長も大変かと思いますが、その分夜に暴れて、石和温泉あたりで皆様にご迷惑をかけたと聞いておりますので、ここで代わりに謝っておきます(笑)
これから何が一番大事になるかというと、ITだと思います。情報をきちっとつなげないと、倉庫屋もトラック屋もお客様とつながることはできません。今、トラック協会では情報を強化するということで、情報セミナーを開催しようとしています。各地でセミナーが行われる予定ですので、よろしければご参加ください。
もう一つは、3PLです。倉庫だけ、トラックだけ、通運、港湾だけで生き残るのは難しい時代になっています。自分たちでどう横に伸ばしていくかを考え、強みがあるところと連携していくことが、これからは大事になると思います。倉庫のほうで煮詰まることがもしあれば、3PL協会にも入られて勉強されるのもいいのではないでしょうか。
本日は唐津に来ていただき、ありがとうございます。懐かしい顔がいっぱいいらっしゃいます。夜も多いに盛り上がっていただきたいと思います。

運営委員会報告 

野口 英徳 運営委員長
野口倉庫株式会社




▽第127回全体会について
平成24年3月8日(木)、神戸ポートピアホテルにて開催予定。

地元幹事

藤尾 憲弘氏
神明倉庫株式会社




醍醐会長が震災というテーマでやられるということなので、それにしたがってスケジュールさせていただきました。16年前に阪神淡路大震災があり、街はきれいになりましたが、今も経営上の問題、その他消えない部分があります。そういった話も含めて、今の神戸の現状とそのときの状態を見ていただきます。できるだけ多くのご参加をお待ちしています。

企業交流委員会報告

堀畑 浩重 企業交流委員長
阪南倉庫株式会社




(1)第1回企業交流委員会報告
平成23年8月26日、株式会社OTS様(東京)見学会、意見交換会を開催。
活発な意見交換がなされ、非常にいい企業交流会だった。
(2)次回委員会予定
平成24年4月26、27日(仮日程)、生川倉庫様の最新倉庫を見学予定。

IT委員会報告

大竹 英明 IT委員長
三信倉庫株式会社




(1)メンバーページのパスワード変更
(2)企業交流会と連動したFACEBOOKを使った情報交換の場の立ち上げ・運用
(3)先ほどのIT委員会で、facebookを使い調達情報の共有をしたらどうかという話が出た。各社の情報が蓄積されれば非常に価値のある情報になるので、非公開のページで進めていきたい。
(4)次回IT委員会は来年2月の北海道で開催予定。
(5)新会員勧誘用の資料が入手できるページをつくりたい。また、メンバーページにある内容でアピールしたい部分を精査し表に出していきたい。
(6)東北被災地の復興状況を随時広報するページがほしいとの正副会長会議の要請を受け、準備しだい公開したい。

組織委員会報告

高取 亮太 組織委員長
高取ロジスティクス株式会社




(1)組織委員会について
・組織委員は醍醐会長体制になって初めて発足した委員会で、手探りでやっている。
・現在の会員状況は、102名でスタートして現在7名の新入会員が入会(本日2名ご出席)。
・組織委員は新入会員のフォローとともに新入会員を増強して、会として全国ネットワークを維持し、運営的にも安定的な会にすることを目指していきたい。
(2)活動予定
・2年間、醍醐会長体制の中で150名という人数目標をもってやっていきたい。
今後5年間、約4,5名の方が卒業されるので、年間5~10人程度の新入会員はあるが、不安定な人数構成なので、積極的に組織委員が前面に出て新入会員の獲得をしていきたい。
(3)今後の勧誘について
・年内に組織委員会アンケートを実施
倉青協メンバーになりうる人をどれだけ知っているか会員に聞き、そのリストを見て今後を考えたい。
・若手会員の勧誘
現在、20代の会員がゼロになった。社長でない若手の方の会員加入が難しいがなんとかしたい。
・勧誘用資料の用意
倉青協の広報誌が30周年記念誌以外にないため、IT委員会と相談して、HPに倉青協らしさがわかる簡単な資料を上げたい。
・協力のお願い
組織委員は7名しかいない。150名体制に持っていくには7名では難しい。勧誘の際には、会員の皆様にもお願いしたい。

山口倉庫(株)・東日本倉庫(株)
郡山市内の避難所・仮設住宅視察報告

鳥谷部 眞実氏
株式会社ヤマウ鳥谷部臨港倉庫




7月4日に、宮城県仙台を中心に被災した企業に人的支援および義援金で支援させていただきました。その後、倉青協として何ができるかということで、放射能の被害が大きかった福島地区を実際に見るため、皆様に足を運んでいただきました。それぞれの企業様も、本当は見せたくない、話したくないところまで、すべて見せていただいき感謝しています。
山口倉庫様、東日本倉庫様の2社を中心に見て、意見交換をしました。山口社長から改めて、日本は地震の国であり、我々はそこに住んで、そこで仕事をしているのだと熱く語られていました。その中で我々はどうやって会社を運営していくか。地震の発生確率が高い地域だけでなく、どこにでも起こりうる問題だと認識しました。
醍醐会長の方針で、この会として東日本大震災復旧をどう手伝っていけるか、見守り続けるかというテーマで走っていく。重要で重い内容だが、きっちりやっていきたいと思います。

福島人的支援についての報告

馬場 俊彰氏
東日本倉庫株式会社




このたびは醍醐新会長のもと、原発の風評被害が厳しい中、ライバルにもなりうる同業他社のためにわざわざ皆様に来ていただき、我々従業員ともども感謝の気持ちで、本当にうれしい限りです。
新しい野田総理も、福島の再生なくして日本の再生はないと言ってくれました。震災のときは、従業員を避難させ、最後は私一人になってでも、お客様の荷物を整理してきちんと渡さなければいけないという覚悟でした。そんな中、倉青協の皆様方に全国から来ていただいたことによって、がんばれという温かい言葉に私自身勇気づけられました。また、皆様に汗を流していただいたことに従業員も感動し、言葉も出ないような状況でした。
なんとかここで、ピンチをチャンスという言葉を合言葉に、再生をしてがんばっていきたいと思います。まだテレビやニュースを見ると福島のものを受け入れないという話を見ますが、こちらもきちっと数値的なものを公表し、福島から元気を発信していきたいと思っています。

東日本大震災復旧の応援活動について

醍醐 正明会長(醍醐倉庫㈱)
・8月の第1週に延べ27名で東日本倉庫さんに伺って、破れた梱包用の袋を抜き取って入れ替えや積み替え作業を中心にお手伝いをさせていただいた。実際に作業をして、皆さん、風評被害を含め、今後どうなるのかという不安を抱えながら仕事をされており、ご苦労されていると改めて感じた。
・白石倉庫の太宰氏より、仙台港の営業所に「がんばろう仙台」という看板を設置し、今回の被災に対して支援いただいた企業の名前も記載した旨連絡があった。本当にありがとうございましたという気持ちを伝えてほしいとのことだった。
・我々倉青協として、被災した方たちに何ができるか考えたときに、直接的なことはあまりできないとは思うが、しっかり現実を見て、見守らせていただくことを、この2年間やっていきたい。そこで提案として今回、岩手、宮城、福島に本拠地のある企業が8社あり、この8社の会費を今年度、来年度免除させていただきたい。また引き続き、義援金も継続して募集していく。

●連絡事項
▼新着情報の紹介(詳細はホームページ新着情報をご覧ください)
【新入会員ご紹介】
2011/06/30 京葉物流株式会社 藤井 宏幸様
2011/06/30 株式会社五洋ロジテック 井上 明様
2011/08/05 株式会社エスケイワイ流通システム 下村 悟様
2011/09/12 新柏倉庫株式会社 伊藤 武人様
2011/09/12 株式会社中田商事 中田 純一様
2011/09/16 京葉物流倉庫株式会社 箱守 大輔様
2011/09/16 株式会社東京デリバリーセンター 岡島 吉考様
【就任のお知らせ】
2011/07/07 武蔵の物流株式会社 千代田 智光様 専務取締役にご就任。
2011/10/01 株式会社ダイワコーポレーション 曽根 和光様 代表取締役にご就任。
2011/10/01 野口倉庫株式会社 野口 英徳様 代表取締役にご就任。

4.懇親会




18時より、同ホテル「さざ波」において懇親会を開催した。イカの活けづくりなど、唐津の豊かな味覚を楽しみながら語り合い、親睦を深めあうひとときとなった。

醍醐会長あいさつ




本日は見学会、全体会とお疲れ様でした。いろいろと行事をやり過ぎかなという気もしますが、2年間のあいだは毎月倉青協で走っていきたいと思っております。皆さんのご協力なしではやっていけませんので、今後ともよろしくお願いいたします。

乾杯あいさつ




今までは参加していた立場だったのですが、今年、運営委員会担当副会長を仰せつかり、初めてお迎えする側の立場になりました。この場に立たせていただき、倉青協という会のメンバーのすばらしさ、この会に参加できていることの幸運を感じています。醍醐会長から150名体制にせよという指令が下りましたので、今後も会長を中心に倉青協を盛り上げていきたいと思います。

新入会員あいさつ

下村 悟氏
株式会社エスケイワイ流通システム




私は高嶋さんの紹介で入会しました。弊社は運送会社からスタートさせていただいたのですが、倉庫事業での収益がまだまだ至らない部分があり、この会を通じていろいろ勉強させていただいて、将来の発展につながっていけばいいと考えておりますので、今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を賜わりたいと思います。

中田 純一氏
株式会社中田商事

高取さんからの紹介で入会しました。倉庫業の神様「高倉神社」のある、三重県伊賀市から来ました。うちも運送業、産業廃棄物収集運搬業からスタートして倉庫業へ進出したのですが、まだ600坪ほどしかありませんので、今後、倉庫業の比率を上げていきたいと思い参加させてもらいました。今後ともよろしくお願いいたします。